たろおみくん

すごくすごく苦しんでいたんだけどそれを見かねてか、たろおみくんが今ちょっと電話できますかと深夜に電話をして、私がちょっとでも良くなるよう話をしてくれた。その時私は混乱気味で話を聞いてるんだか聞いていないんだか、でもとにかく優しく私の相手をしてくれるたろおみくんにとても感謝した。苦しくて、不安で、怖くて、ズッタズタでボロボロで、大泣きしてしまった。困らせてしまったと思うけどたろおみくんは話を聞き続け、話を続けてくれた。話していくうちに楽しくなって、アイマスの話をして、私は笑ってた。

会ったこともなくて、知り合ってから日も浅いけど私にとってたろおみくんはもうすごく大事な友達になった。いつもいつもありがとうと思ってます。私もたろおみくんが困った時は助けたいって思ってるよ。ほんとに

 

時々彼氏に暴力をふるうようになってから、この間が一番最悪だった。彼氏は泣いていた。暴力をふるう私は私以外止めようがないのだけど、スイッチが入ると自分が自分じゃないみたいに止まらなくなってしまう。興奮して、罵声を浴びせ、唸り声をあげて泣いて、殴る、蹴る、服を引きちぎったこともある。ゲージみたいなものがあって、そのゲージが満タンの時に些細な事をきっかけに爆発するみたいに攻撃的になる。「お決まりのルート」があり、そのルートを進む。終わり方もいつも同じ。自分がそういうふうになってしまった時、父親の事をよく思い出していたけど、それとはかけ離れたところに自分はいるように思う。父親も日々腫れ物扱いされている。刺激を与えないように、慎重に言葉を選び、みんな父親の爆発を避けている。

さっき、ドランのmommyという映画を思い出した。なんだか自分に似ているなって。彼氏とゲージの話をして、お互いちゃんと話し合おうねってなったけど、私は怖い。ゲージが満タンにならないようにストレスに気付き、それを晴らす方法を見つけないといけない。私の暴力はパニックの発作に似ている、というかパニックの発作なんだと思うけど、自分の体を自分でコントロールできるようになれば良いな。いや、本当に。客観というものがあるとしたら私はかなり自分を客観視できていて、冷静に見つめられる。その、私が見つめている私とは別の知らない人みたいな私をどうどうとなだめられたらいい。本当は本当は、私はとても優しい。私から乖離したように思える私から「お前分かってんじゃん」って言われるように、頑張るね!